駄話・14年12月分

14`12/24(水) -15:51-

先日、
Xbox 360ドラゴンズド」をクリアしました。

最終職はマジックアーチャー

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簡単な内容説明

その世界では、ドラゴンが現れると世界が破滅すると云われていた。
静かな漁村で生まれ育った主人公には、関係ない話のはずだった。
しかし、今主人公の前に現れたのだ、ドラゴンが。

ドラゴン襲撃のその場において、
唯一抵抗を示したのが主人公だからなのか。
ドラゴンは気紛れか、主人公を選んだ。
主人公の心臓を持ち去ったのだ。
だが、主人公は死んではいなかった。

ドラゴンに心臓を奪われた者は“覚者”となり、不老不死となる。
簒奪者たるドラゴンを斃すまで。
ここに、新たなる覚者が旅立つ。

〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜◆〜〜〜

予約して発売日に買ったのに、不運に見舞われて結局未プレイのままだった本作(
(^^;
元々、“「
ソーサリアンオンライン」みたいなゲーム(オープンワールドのTPSRPG)”の筆頭候補として購入したので、「MASS EFFECT)」からの流れで今回ようやくプレイしました。
ちなみに、
箱○には完全版である「ダークアリズン」のパッケージ版は存在しないし、そもそも追加コンテンツをインストールするだけのストレージ容量がない(Xbox 360アーケード)ので、DLCなし、バージョンアップなしの無印です。

ゲーム内容は、かなり面白かったです。
キャラを、自分好みにメイキン
出来るのも嬉しい。
キャラのモデルや
ラフィックも綺麗。
デカいモンスターは迫力満点。
……実に惜しい
(^^;

先ず、個人的な致命傷は、セーブデータが1つしか保存出来ず、頻繁にオートセーブで上書きされる仕様です。
その所為で、様々な選択をやり
す事が出来ず、失敗もやりせません。
オートセーブと手動セーブくらい分けろよ
(-'_-)
一応、他のストレージにバックアップを取って
く事は出来ますが、いちいちセーブの度にゲームを中断なんてしていられませんからねぇ┐('〜`;)┌

それに、セーブデータが1つと言う事は、遊べるキャラも1人と言う事です。
せめて、キャラごとに1つならば、複数キャラで遊ぶ可能性もあったんですが……
せっかく色んなタイプのキャラが作れるのに、もったいない。

それがらみで言うと、2周目以降への引き継ぎ要素の中に、レベルとジョブポイントの引き継ぎがあるのもNG.
自分は、1周目は150cmのスレンダーな女の子で、魔法系職のみ(パートナーが2m級の巨漢戦士)。
2周目は180cmの
ラマラスな大女で、物理攻撃職のみ(パートナーが子供サイズの魔法少女(*^Д^*))。
と言うつもりだったのに、引き継がれちゃうなら容姿から何からそのまま1周目の続きをやるしかないじゃない
(-'_-)
(ちなみに、AIキャラが3人もいるのがウザかったので、メインポーンとの2人旅
w
かと言って、それまでの内容を全削除して、引き継ぎ一切なしで初めからやり
すほどにはハマれませんでした。
これも、システムデータとキャラデータを分けてくれれば済んだんですがね。

次に、広すぎるMapで移動しまくるNPCを、まったく把握出来なかったのが嫌
(^^;
広いだけならまだしも、会話が出来るNPCがわんさかいて、あっちこっちへ歩き回っています。
朝昼晩と、いる場所も行動パターンも変わります。
その上、結構早く時間が経過して、夜になっちゃう……
最初の
カサディス村からすでに、何人村人がいるのか把握出来ませんでしたorz

一応、クエストがらみのNPCには、色付きのふきだしが頭に付くので、もう諦めてふきだしのあるNPCと店系のNPCとだけ話す事にしました。
自分は、
RPGを遊ぶ時、ストーリィがある程度進むと以前の町まで戻ってNPCのメッセージが変わっていないかチェックするタイプなので、会話可能なNPC全てと話す事が出来ない、ってのがストレスでしたよ(^^;
例えば、「
MASS EFFECT」も広いMapでNPCもわんさかいますが、会話可能なNPCは限られていますし、その場に止まっています。
だから、広いMapにNPCわんさかでも、会話可能な全てのNPCを把握出来たんですけれどねぇ
(-ω-)

それから、広すぎるフィールドMapも、もう少しシナリオ進行度に合わせて開放されて行く仕組みにすべきでした。
領都に着いた時点で、メインシナリオを進めちゃうと出来なくなるクエストがある事に気付き、メインシナリオを止めたまま行ける範囲全て行こう、やれるクエスト全部やってしまおう。
と世界を回っていたら、80時間オーバー、レベル50オーバー
orz
他のシステム周りやNPCの件も合わせて、自由度が高すぎて不自由なゲームでしたよ
(-'_-)

あとは、好みの問題もありますが、メインストーリィがつまらなかったです
(^^;
最終的に、観念的?概念的?哲学的?な展開で、まったくはっちゃけていないんですよね。
やっぱり、最後は大盛り上がりで大団円!ってのが良い。
それで、「
MASS EFFECT」は2周目を始めちゃったくらいですから、最後が感動的だったら、「ドラゴンズド」だってもう1周遊んでいたかも知れません。

個人的には、
ビッチ王妃が恋人扱いになっちゃったのも嫌だった(^Д^;
こちとら、出来るだけ多くのクエストを達成したかっただけで、お前が好きで助けたんじゃないんやで
w
幼馴染の
キナには、絆の指輪まで渡してたっちゅ〜のに……
それから、ウチの娘は女の子やっちゅ〜ねん
ヽ(`Д´)ノ
ベッドシーンやめろや
ww
そんでもって、最後は
マデリンが登場って……ウチの娘はとんだレズビッチやで(爆)

この辺は、せっかく自由度が高いのに、キャラが男だった時、女だった時や、あるクエストをやった時、やらなかった時などの、他のシナリオへの影響がいい加減なんですよね。
ビッチ王妃に夜這いを掛けた際、バレて捕らわれの身となり拷問を受けるんですが、脱獄してそのクエストが終了した後は、普通に領王と話せるし、拷問をした兵士とも普通に会話しちゃうんだよなぁ(-'_-)
その後のリアクションを制御出来ないなら、そんな影響のあるクエストなんか用意しなけりゃいいのに
(´-ω-`)
一応、メインシナリオで関係性が変わった場合は、それらしい関係性に変わりますけれどね。

も1つ最後に、好みの問題。
アクションRPGではあるんですが、RPG要素が弱くてアクション寄りでした。
SOが、見た目だけアクションRPGなだけで、実際の命中や回避はプレイヤーが操作して行うんじゃなくて、あくまでも命中率や回避率を内部処理して行われるゲームだったんですね。
今思えば、そんななんちゃって
アクションRPGって、他にないですよね(^^;
結局、“
SOみたいなゲーム”ってSOしかないのかも知れません(-ω-)

転じて本作ですが、攻撃を当てるのも回避するのもプレイヤーの操作で行いますし、2段ジャンプや空中浮遊、デカキャラの体へのしがみつきなど、
アクション要素が強いです。
その上、多少レベルアップしたりちょっと良い装備に交換したくらいじゃ、雑魚から受けるダメージは減らないし、中々1発で倒せる様にはなりません。
レベル20〜30になっても、最初の辺りに出る
狼や野盗に、結構ダメージ喰らうんですよね(^^;
さすがに、HPが上がったり防御力も一応上がってはいるので、死にかけるほどではありませんけれど。
クリア時点でレベル90台ですが、それでもまだ数10ダメージくらい喰らうんですよ、ただの
に噛まれただけで(^Д^;
HPが2000以上あるから痛くはないんだけれど、普通の
RPGならノーダメージとか1ダメージとかで済むじゃんw

まぁ、弱い敵はそれでもいいけれど、レベルアップとかであまり強くならないって事は、強い敵はずっと強いままって事です。
結局、
アクションゲームとして攻略法を身に付けて行く方がメイン。
別にそれはそれでいいんでしょうが、“
SOみたいなゲーム”がやりたかったのと、アクションゲームではなくあくまでもアクションRPGなので、もっとRPG寄りの方が好かったです。
それとも、レベルは99止まりじゃなくて、延々強くして行けるのかな?
それだったら、2周、3周と繰り返し遊ぶのも面白そう。
(調べてみたら、レベル200が上限だそうで……中途半端やな
(^^;

と言う訳で、基本面白かったんですが、好みには合いませんでしたね。
NPCの件や
アクション寄りなところはまだ許せるんですが、やはりセーブデータの仕様だけは容認出来かねます(-'_-)
自分は、セーブデータへの紐付けだけを理由に、
PS3を買わない様な人間ですから(^Д^;
シナリオが好みじゃないのも、再プレイへブレーキを掛けます。
心に引っかかりは残しつつも、もう一度遊ぶよりは似た系統の別のゲームを求める方が、正解ですよね。

オープンワールドのTPSアクションRPGとしてはかなりの出来栄えで、決して悪い作品ではありません。
自分と違い、本作のセーブ仕様が気にならない方になら、充分おすすめですよ
ヽ(^∀^)ノ

(ブロの方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★☆☆(3/5)





14`12/06(土) -00:22-

CLAYMORE(クレイモア)」の、27巻(最終巻)を読みました(26巻感想())。
いやぁ〜……終わりましたねぇ。
これ以上はないってくらい、最高の終わり方でした。

CLAYMORE」は、最初こそありふれたダークファンタジーで、特別面白いとまでは言えませんが、過去編以降は毎巻早く次が読みたくて堪らなくなるほど面白くて、そしてそのまま最後まで走り切りました。
中だるみもなく、ここまで見事にまとまった作品は、他に覚えがありません。
ちゃんと完結した現時点では、「
ベルセルク」を超える日本一のダークファンタジー漫画と言って、間違いないでしょう(^∀^)

人間を喰う妖魔が登場し、戦闘で手が飛び足が飛び首まで飛ぶ
ダークファンタジーですから、残酷、残虐、絶望的な描がたくさんあります。
にもかかわらず、完璧なハッピーエンドで締めくくられました。
云々で言えば万人向けとは言えないのでしょうが、ここまで素晴らしい作品はそうはありません。
だからこそ、自分は全ての人に「
CLAYMORE」をおすすめしたいヽ(`Д´)ノ

描かれる全ての絶望が、最後に迎える大団円の布石です。
決して
ロなんかじゃない感動作!
涙腺崩壊、待ったなし
ヽ(TДT)ノ

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価(総評)
★★★★★(5/5)




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